冬の釧路・標茶 撮影紀行
2月24日から27日までの4日間、天候に恵まれた冬の釧路へ、タンチョウツルと「SL冬の湿原号」を訪ねる旅に行ってきました。
2月24日:撮影ポイントのロケハン
13時30分に釧路空港へ到着。レンタカーを借り、鶴居村(つるいむら)にあるタンチョウの撮影ポイントを調査しました。
- 鶴見台
- 伊藤サンクチュアリ
- 菊池農場
- 音羽橋を眺める丘
- 音羽橋
音羽橋がかかる雪裡川(せつりがわ)は、豊富な湧き水のおかげで氷点下10度を下回る真冬でも凍りません。そのため、特別天然記念物のタンチョウがねぐらとして利用しています。
2月25日・26日:音羽橋とシマエナガ
朝日と気嵐(けあらし)が作る幻想的な景色とタンチョウの共演を期待し、両日とも朝6時に音羽橋へ向かいました。しかし、気温が高かったため期待した景色には出会えず、自然の厳しさと難しさを実感しました。橋の欄干には韓国、台湾、アメリカ、オーストラリアなど海外からの撮影者が三脚を並べており、隙間がないほどの大盛況でした。
25日の10時から13時の間には、鶴見台にあるレストラン「どれみふぁ空」の庭で、「雪の妖精」と呼ばれるシマエナガを待機。スズメより小さな5〜6羽の群れが二度飛来しました。動きが非常に素早く、わずか5分ほどで飛び去ってしまうため撮影は困難でしたが、コジュウカラやキレンジャクも収めることができました。その後は伊藤サンクチュアリで求愛ダンスを、菊池農場では夕景の中をねぐらへ帰るツルの姿を撮影しました。
2月26日:SL冬の湿原号と中学生の親切
26日の朝も音羽橋の状況は変わらず残念でしたが、10時30分からはタクシーをチャーターして「SL冬の湿原号」を追いました。路面に雪がなくスムーズに移動できたおかげで、釧路川鉄橋、細岡駅、茅沼(かやぬま)〜標茶(しべちゃ)駅間の3カ所で撮影に成功。まさにラッキーでした。
標茶駅では、社会学習の一環でガイドをしていた中学1年生の3名が、地元の案内をしながら約1時間も荷物を持って歩いてくれました。彼らの親切が身に染みました。 帰路は14時標茶発のSLに乗車。車内のダルマストーブで焼かれるスルメの香りに包まれながら、レトロな雰囲気を満喫しました。かつて就職のために秋田から上野へ向かった際に嗅いだ石炭の匂いが蘇り、とても懐かしい気持ちになりました。
15時42分に釧路駅へ到着後、世界三大夕日の一つと称される幣舞橋(ぬさまいばし)へ。日没の17時5分まで、その美しい情景を撮影しました。
2月27日:旅の締めくくり
最終日は朝から小雪が舞う中、和商市場へ。旬の海産物が並ぶ活気ある港町の雰囲気を味わい、14時30分の便で釧路を後にしました。
三平俊悦(S39A)












































