大雨の蕗刈り撮影会と、霧のドラゴンアイを巡る秋田の旅

6月3日(水)、母親の法事のため秋田へ帰省した折、6月6日(土)に公益財団法人秋田県観光コンベンション協会が主催する「蕗(ふき)刈り撮影会」に参加してきました。

会場となったのは、秋田市仁井田字大野の相場金也氏が所有する蕗畑です。当日は、1班が7:00〜7:20、2班が8:00〜8:15の撮影予定でした。事前には「悪天候により中止となる場合がある」との連絡もあり、早朝から激しい雨に見舞われましたが、撮影会は予定通り決行されました。

現場では、「秋田おばこ」に扮した3名の観光アンバサダーが、かすりの着物にもんぺ姿で蕗刈りのポーズを披露。多くのカメラマンが、制限時間である15分間、夢中でシャッターを切り続けました。大雨の中、モデルの方も撮影者もずぶ濡れになりながら、お互いに懸命に突き動かされるような熱い撮影会となりました。

撮影会の終了後は、同級生の佐々木剛君の車に同乗させてもらい、八幡平の「ドラゴンアイ」を目指しました。アスピーテラインに入る頃には日が差し始め、「これはラッキーだ」と思ったのも束の間、標高1,600mの頂上付近に近づくにつれて深い霧が立ち込め、視界不良となってしまいました。

慎重に運転してもらいながらなんとか駐車場に到着し、レストハウスで昼食を取りつつ天候の回復を待ちましたが、一向に改善の兆しは見られません。そこで現地の案内人に尋ねたところ、「昨日は暴風雨で全く見えなかったが、今日は靄(もや)がかかっているものの、かすかにドラゴンアイを見ることができる」とのこと。それを聞き、20分ほど山道を歩いて現地へと向かいました。

結果としては、残念ながらはっきりと見ることは叶いませんでしたが、「ぜひまた再挑戦したい」という強い思いが湧いてきました。

帰路では、鎧畑(よろいはた)ダムの水没林に美しい光が差し込み、見事な光景が広がっていました。運よく「ダブル水没林」(水面に木々が上下対称に映り込む絶景)を撮影することができ、大満足で秋田市内へと戻りました。

翌7日は天候にも恵まれ、帰りの飛行機の窓から、鳥海山や蔵王の雄大な姿をしっかりとカメラに収めることができました。大雨から始まった旅でしたが、秋田の豊かな自然とドラマチックな景色を満喫した充実の帰省となりました。

三平俊悦(S39A)