Winter Cup 2025 秋田県予選会 決勝秋工優勝
バスケットボール Winter Cup 2025 秋田県予選会
男子決勝
秋田工業 91 : 73 秋田令和
女子決勝
湯沢翔北 89 : 62 秋田中央
2025.10.26 横手市増田体育館
男子決勝は、準決勝で能代科技との激戦を制し、連続優勝をねらう秋田工と、初の決勝進出となる秋田令和の対戦となった。
第1Q、両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。秋田令和はNo7森元やNo21畠山の鋭いドライブを中心にオフェンスを組み立てる。秋田工はピックプレーからの合わせやディフェンスリバウンドからのボールプッシュで加点し、お互いに譲らない。秋田令和はドライブが止められるとオフェンスが停滞し、早い展開からの3Pシュートもなかなか決まらない。
一方の秋田工はディフェンスリバウンドから早い展開に持ち込み残り3分で17-8と差を広げる。秋田令和は終盤にNo21畠山が3Pシュートを沈めるが、27-11と秋田工がリードして第1Qを終えた。
第2Q、序盤から秋田工はNo33鎌田の3Pシュートが連続で決まり、3Pシュートにピックプレーなど多彩な攻撃で得点を重ねる。交代したNo75伊藤も連続で3Pシュートを決め、秋田工が試合の主導権を握る。何とか追いつきたい秋田令和もオフェンスリバウンドに果敢に飛び込むが、セカンドチャンスをものにできない。秋田工は秋田令和のオールコートプレスに対しても落ち着いてボールを運び、ハーフコートオフェンスにつなげて差を広げ、50-30と秋田工がリードして前半を終えた。
第3Q、秋田工はミスマッチをついてNo21山野が連続してペイント内で加点するが、このQは秋田令和のNo21畠山とNo7森元が躍動する。No21畠山が連続で3Pシュートを決めると、No7森元が4連続でドライブを決め、残り2分で63-52と11点差まで迫る。このまま一桁差まで詰めたかった秋田令和だが、秋田工は終盤にNo75伊藤が連続して3Pシュートを沈めて悪い流れを断ち切り、69-52でこのQを終えた。
第4Q、開始早々秋田工はNo75伊藤のオフェンスリバウンドからNo33鎌田が3Pシュートを決め、再び20点差とする。秋田令和はNo10佐々木の3Pシュートやドライブで加点するが、秋田工はオフェンスリバウンドから着実に加点し、終始20点のセーフティーリードを守り続ける。秋田工は終盤にNo75伊藤が3Pシュートとゴール下を決め、91-73としたところでタイプアップ。40分間ハードなディフェンスを継続し、サイズの優位を活かしてペイント内を支配した秋田工が2年連続3回目の優勝を決め、ウィンターカップの出場権を獲得した。
打矢泰之(横手)
志賀新一氏 秋田市

