動画スライド「駅鈴の音」
メールグループの縁で、隠岐の島在住の女性の作詞に、以前にも紹介した囲碁友の及川捷三氏が曲を作り、私がAI画像を作ることになりました。
隠岐の島に伝わる駅鈴物語をどうぞ。
駅鈴とは?
概要
「駅鈴(えきれい)」は、日本の奈良時代から平安時代初期の古代律令制において、役人などの公用移動に際し、馬や人夫を徴発するための身分証明具として用いられた鈴である。
日本国内で現存するとされる駅鈴のうち、唯一の実物は島根県隠岐郡隠岐の島町で、玉若酢命神社に隣接する億岐家宝物館に収蔵・展示されている。国の重要文化財に指定されている(かつては国宝)。
特徴
現存するのは 2点の青銅製の駅鈴。幅55ミリ・奥行50ミリ・高さ65ミリのサイズ。
鈴には「駅」「鈴」の文字が刻まれており、音は「清亮」で高く遠くまで聞こえると評価されている。
歴史的背景
鈴の由来や使われ方は古代にさかのぼり、律令制の駅伝制度に基づいて作られた 。
隠岐国駅鈴は、江戸時代の光格天皇即位の行列に用いられた記録があり、文献や儒医・学者らの記述にも登場する。高い音色は当時の人々にも称賛されていた。
本居宣長も駅鈴を愛玩したとする逸話や、模造された金鈴が広く作られたことも伝えられている。
展示場所
現在、これらの駅鈴は隣接する 玉若酢命神社宮司宅であり、かつて隠岐国司を務めた億岐家住宅(宝物館)に展示されている。伝統的な隠岐造りの建築自体も重要文化財。参拝や展示見学が可能で、ガイド付きでの拝観も行われている。
詩 :「 駅鈴の音」
作 : 高井初子
駅鈴の音が鳴り響く 都へ馳せる早馬の
国司の証し鈴の刻 結びし紐は茜色
歴史を語るその音色 古代律令今に呼ぶ
出雲街道六里ごと 駅舎で鈴を 待つ武者は
大事な使命胸に抱き 撫でし愛馬と 目で語る
空に瞬く星ひとつ 遣いの無事を 祈る女(ヒト)
鈴は緑の疲れ錆び 己の定め果たしたや
顧みすれば律令の 誇りの任務 数知れず
あめ風辛き時もあり 誉に咽せた時もある
赤川均(S41E)


