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秋田工が中央下す、4年連続62度目の優勝 高校ラグビー県予選

2023年10月29日 掲載 2023年10月29日 更新

 第103回全国高校ラグビー大会県予選最終日は29日、秋田市の秋田スポーツPLUS・ASPスタジアムで決勝を行い、秋田工が12―5で秋田中央を下し、4年連続62度目の優勝を果たした。低く鋭いタックルと組織的な守備で反撃の隙を与えなかった。最多71度目の出場となる全国大会は12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。

 少ないチャンスをものにした秋田工が、徹底した連係で秋田中央の攻撃を食い止め逃げ切った。

 0―5の前半10分、敵陣22メートルラインの中央付近から左に展開すると、FB安田がトライし同点。ゴールキックも成功させ勝ち越した。24分には相手ゴール前のラインアウトモールを押し込み、HO小林がトライを決めた。後半は粘り強い守りで相手の突破を阻止し、得点を許さなかった。

 秋田中央は前半4分、逆サイドへのキックパスからWTB加賀谷がインゴールに運び先制したが、その後は攻撃時のミスや反則が響き、相手守備を崩せなかった。

志賀新一(秋田市新屋在住)氏より

写真:秋工ラグビー部OB会サイトより