秋田県の花

皇居外苑の歩道を歩いていると、ひっきりなしにランナーとすれ違う。ふと足元を見ると「秋田県」の文字が。写真を撮って後で調べると、
皇居1周のランニングコースは約5kmあって、100mごとに各都道府県のシンボルとなる花のプレート「花の輪」が設置されているという。

秋田県の県魚といえば秋田出身者はハタハタを誰もが思うが、県花というとはてなと首をかしげる。

長い冬の後、雪解けとともに春いちばんに芽を出す「フキノトウ」は、昭和29年に、NHKが放送開始30周年を記念して植物友の会や全日本観光連盟、日本交通公社が共催して「郷土の花」としてこの植物を選定し、昭和30年3月22日に発表したことがきっかけとなって、秋田県の県花に選ばれた。

ちなみに、山形県は紅花、東京はソメイヨシノ。

赤川均(S41E)